技術屋のバイクパーク探訪

巡ったバイクパークを紹介していきます(ちょいちょい技術的な記事あり) ※現在求職中です(遊びでニートしてんじゃないんだよww)

day12:Postjna Cave

 本日はMariborで握力使い果たしたのをKrvavecで実感したので休息日。
龍泉洞しかり日本中で鍾乳洞に足を運んでる木原はもちろん鍾乳洞大国スロベニアにも目的地があります(前日に見つけました)

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トレードマークはホライモリ

 鍾乳洞のガイドツアーに申し込み、開始まで2時間弱ある
アクアリウムが脇にあって、ホライモリ然り洞穴生物の展示があるので1時間くらい余裕で時間がつぶれた

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アジア観光客の多さを物語っている

 

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ロッコに乗り、鍾乳洞内に移動

 あれだね、予想はしてたけどトロッコのレールは継ぎ目が空いてないね

 (そりゃ年中気温一定だったら必要ないよね)
線路の状態も多摩地区の西武線よか大分良好なんじゃないの?
(多摩湖線とかあの辺りは、枕木の交換一つとっても現場から挙がって2~3年は当たり前に掛かるからね(´・ω・`))

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鍾乳洞自体は、日本の鍾乳洞とは比べ物にならないくらい内部の空間が広い!

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なんやかんやでオルソセラスの群生化石は初めて見た?気がする

 本日の宿は、ブレッド湖なる湖の最寄りサービスエリアなり

day11:Bike Park Krvavec@SLO

 取り敢えず、昨日のMariborで消滅し切ったブレーキパッドを交換する・・・

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未だに初期付属のレジンパッドだったんですよね

 

 本日のパークはBikepark Krvavec。
https://www.rtc-krvavec.si/en/activities/summer/bike-park-krvavec

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コースは2本(2019年5月の段階でオープンしてたのは)、DH(黒)とXC(赤)

 

平日なんで、下りライダーは昼の時点で自分含めて4人

 

ここでも免責事項にサインさせられた、もしかしなくてもスロベニアは全部なの?
ゲートは電子式だけど、位置的にカードを手でかざさないといけないのはやっぱメンドイね

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チケット代は€27


 なんていうかトレイルだね。上部は岩が多くてDHバイクが欲しくなるけど、漕ぎもちょいちょい必要で結構めんどくさい。
ヨーロッパには珍しく、コース中盤は粘土質っぽくて、濡れてると富士見のB並みにトゥルンツルン?
斜度はなんだかんだで全体的に緩やかなんで、コースが超長く感じる!
コースの分岐自体もジープロードとの見分けが難しくて、一人&初見は多分ヤバイ

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 クロカンコースもあるけど、入り口まで6~7分くらいひたすらジープロードを走って行かなきゃいけないし、結構漕ぎが入るからDHバイクではキッツイかな。
 ちなみに案内がめっちゃ雑で、木原は一度ジープロードで迷子になりました…

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 隣町から2.5kmくらいなんで、夕方になるとクロカンやトレイルバイクが自走で結構な人数現れる。

道自体は舗装幅が狭いだけで、すれ違いなんかは余裕、アクセスし易い。

パーク周辺には設備は一切なし、駐車場自体は只の砂利駐でキャンプとか特にお咎めなさそうだったし

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 本日の宿は、パークからほど近いKranj市街地にあるホステル(€15)なり。何故か夜9時過ぎでも鐘が町中でガンガン鳴ってる???

久しぶりの布団は無敵感が半端ない

day10:Bike Park Pohorje(Maribor)@SLO

 ワールドカップもやったMariborだけど、Mariborはあくまで都市名であって、パーク名自体はBike Park Pohorje、らしい

http://www.bikeparkpohorje.si/en/

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 搬送はゴンドラ式、電子ゲート、コースは3本、平日なんで下りライダーは自分・・のみ!!

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ヨーロッパのバイクパークで初めて免責事項の書類にサインさせられた…

 

 で、パークの運転時間を見ると曜日によってゴンドラの時間とチケット料金が異なっている

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 これは、
  1. 月・火曜日:1時間に1回だけゴンドラ動くよ!
  2. 水・木・金曜日:13時までは1時間に1回、14時以降はゴンドラはずっと動いてるよ!
  3. 土・日曜日:終日ゴンドラはずっと動いてるよ!
 ってことらしい。

 10分ちょいで上がって、10分ちょいで下ってくると、次の搬送まで30分以上待たなきゃなんない

 

 コースの感想としては、なんというか・・少なくとも初心者が楽しめるパークではない

 

コース自体は青(Intermediate)以上しかないから当然かもだけど、テーブルトップも結構デカいし、地味にダブルになってても何の看板もない(結構怪我してんじゃないの?)

イカー道との交差も多くてブレーキングの頻度も高く、途中途中でどれがコースか分からなくなりそうだった

岩もかなり出てて富士見のA走ってるみたい。

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危険表示の看板が、何故か上級コースにしかない

 

ワールドカップトラックも、”入り口”っていうのが全く用意されてなくて、中級コースの途中にいきなり訳の分からないリップが現れたところからスタート。Meribelみたいにワールドカップトラックの扱いが雑

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 ただ、ワールドカップ用のトラック自体は、覚えやすくて一度トラックウォークすれば2本目からノンストップで走れる上に、エスケープや段差なんかも低速で抜けられるようになってるんで、Leogang並みに走りやすいワールドカップトラックかな。
エンデューロバイクでも楽しく走れた。

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WCトラックでブレーキ握り過ぎだね(赤外線カメラの使いどころがハッキリしない。何か案あります?)

あと、やたらめったら上下運動が多いんで膝に結構来る……

 

バイクウォッシュはそこそこ広い

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併設ショップやレンタルはスペ社だった

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めっちゃ町中にあるし、スーパーも近いからアクセス含めて便利だけど、キャンプはできそうな雰囲気じゃぁないかな

 

 本日の宿は、パークから30km程度のサービスエリアなり

day9:Schöckl Trail Area@AUT

 本日は雨天なり…知人から聞き及んでいたケガ人続出のSchockl Trail Areaへ向かう

http://www.schoeckl-trail-area.at/

 

コースは2本、Freeride(赤)とDownhill(黒)。平日なんで下りライダーは自分含めて4人のみ(雨天だしね)

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チケット自体は€30.9になってるけど、初回のチケット発行料?として€6余計に掛かった……

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 他のパークと変わっている点は、

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①ゴンドラ搭乗口はシャッターを自分でボタン開閉すること

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②人はゴンドラだけど、チャリは貨物用キャリア(平日だから?1台しかラインに乗ってなかったので「順番まで5分待って」と言われた)

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③レースじゃないけどバイクにゼッケン付けるんだよね

 

 「Schocklはパークじゃない、えげつない自然なんだ!」ってあらかじめ聞いていた通り、先ずFreeride(赤)を走ってみたがナイフのような岩がゴロゴロ。
おまけに濡れてるせいでポッコポコに弾かれる・滑る・持ってかれる!!

 

 Downhill(黒)は入り口から順に『WORLDCUP SECTION』⇒『HIGHSPEED PART』⇒『EXTREME PART』となっていて、文字通りグンバツの斜度と岩の切れだった…

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なんというか……WhistlerのIn Deep&Schleyerがガッツリ荒れた感じだね

 加えて、中盤は少し粘土質の土質になってて、結構富士見にも似たお滑りセクションになっている、
少なくとも、濡れてるコンディションではChampery並みに一人では走りたくないコースと木原が認定しましょう

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ライン取りで悩む時間が圧倒的に多い…

 

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洗車設備はしょぼかったな~。。まぁトレイルエリアだしね

 

 アクセスはすれ違い不可で30km制限の市街地を通っていくから結構不便、周辺にスーパーとかもあんま無かったかな。

キャンプは多分無理、トイレも建屋の中で駐車場もゲートが付いてたしね

 

 本日の宿は、Schockl近くのキャンプサイト(€15)なり

 

ただ、昨日の籠城で電気残量不足なのにキャンプ用のケーブルを購入してなかったので・・・

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便所でわびしく一晩放置してバッテリー達を充電することに…トホホ

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欧州ではキャンプ場で電気使うためにこんなのが必要。DIYストアで探さねば

 

day8:特に何もしない

 本日は雨天なり、Leogangで張り切った疲れもあって昼過ぎまでパーキングエリアで次行くパークなりなんなりの調べもので半日を車内で費やす

 

取り敢えず、オーストリア人のダチから教わった”ヤバイ”と噂のSchockl Trail Areaに向けて移動

 

途中のDIYストアでガスカートリッジを補給して高速に乗るだけ乗る

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エスは売ってたけど、1ロールがデカ過ぎ…

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海外のハンダごてってこのタイプが一般的なの?

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シガータイプのクーラーBOXは夏に向けて欲しいけど、デカ過ぎ君なんだよなぁ

 本日の宿は、昨晩のパーキングエリアから60km程度のサービスエリアなり

€1で使えるシャワーがあって助かった

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day7:Bikepark Leogang@AUT

 3年ぶり、2016年の夏休み以来のBikepark Leogang

https://bikepark.saalfelden-leogang.com/en

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その時知り合った現地ライダーとは今も連絡とってるけど、忙しいらしくて都合がつかなかった…

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3年前のチケットはバイクが表紙だったけど、今年の柄はもったいないな…それとも夏までに切り替わるとか?

地味に50cent値上がりしてる…(1dayチケット:€37⇒€37.5)

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コロンビア人ライダーに撮ってもらいましたww

 まだプレオープンで、5/24からゴンドラ最上階まで運転開始なんで、HOTSHOTとHANGMANⅠが走れない(どっちもオープン直後はガレてて走りにくいから別にいいけど)

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今年中にあと2本の新規トレイルがオープン予定らしいけど、ワールドカップの日程までには間に合わないから走れないかな…

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Leogangってやっぱり何処と比べてもゲート独特だよね


 で、3年ぶりのFlying Gangstarでテーブルトップが飛べない…体が動かない、怖くて固まる…
 (Leogangのテーブルトップ、先が全く見えないから怖いんだよね。。)
『え?マジでこのままジャンプにビビりながら何ヶ月も過ごすの?……』という不安が頭をよぎりながら午前中終了…

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 気分転換に、リアタイヤを交換してFlying Gangstar(Freeride)でなくってワールドカップコース(Downhill)を走ってみると...
面白いように体が走り方を思い出してくれた。Downhillの方は3年前よりも結構走りやすくなってたしね。
それからは3年前に戻ったかのように楽しく走れましたとさ。めでたしめでたし?

 

 そういえば、BongoBongo(富士見で言うところのBコースみたいに木の根のテクニカルコース)というのがあって、依然来たときはその脇に『BrokenHeart』っていうひたすら細いラダー+ラダーからラダーにドロップするというイカれたコースがあったんだけど、影も形も存在がなくなっていた(まぁ、入り口に💀マーク付いてたしね)

 

 いくつかワールドカップトラックも走ってきたけど、やっぱりLeogangが一番楽しく走れるワールドカップコースだと木原は信じてる。
一度トラックウォークすればエンデューロバイクでも行けるラインが必ず見つかるように出来ていて、ライン取りのステップアップも”順を追って”上げていけるようになってる気がする。

 

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もちろん洗車場も完備してるけど、ライダーの数を考えると少し狭いかな…

 市街地からほんの2~3km離れた場所でアクセスも良し、土日でもガソスタとパーク脇のSPARが営業してるので何不自由ない

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 キャンプは、営業期間中だったら特に文句は言われない?シャワーとトイレのある建屋が夜には閉まるっぽかったけど知り合い含めて土日を跨ぐ時は車中泊してた筈

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シャワーは€2硬貨専用、男女用のシャワーの天井は筒抜けですが、”の〇き”は自己責任で…

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併設ショップの品揃えが恐ろしいくらい

 本日の宿は、Leogangから東へ向かう途中のパーキングエリアなり(Schladmingのちょっと先)

day6:RedBull Hangar-7

 久しぶりのライドの疲れをかみしめながら起床。
朝一でバゲットを買いに行きゆっくりと朝食を済ませてSaltzburg方面に移動する

目的地はそう、オーストリアといえばRedBullである

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目的地はSaltzburg市内にあるRedbull Hangar-7。なんと入館料無料である


F1マシンとか、文字通りエアレース関連の機体も展示・保管されてる

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F1マシンって間近で見たことなかったけど、マジで風洞以外もガッツリとカーボン使ってんのね

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その他の諸々も

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植木鉢を使わない。。流石にそこは本拠地

 

丁度、RedBull PAPER WINGS(紙飛行機で飛距離/滞空時間/曲芸飛行を争う)の決勝をやっていた

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日本人チーム3名ともたまたま遭遇。『頑張って!!』⇒結果は…曲芸飛行の部門で3番手!!

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最初トイレが何処だか分らなかったわ

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不特定多数宛の土産物を購入(早速荷物を増やすスタイル)

 Leogang方面に少しだけ移動

本日の宿は、Leogangから30分程度の距離にあるキャンプ場(€13.3)なり