中華系航空会社で自転車(MTB)を海外に持って行く
さて、フライトに際していきなりの不安要素です。
片道で成田⇒ジュネーブをエアチャイナで予約したわけですが、
担当:「帰りの航空券をお持ちでない?う~んそれだとジュネーブの税関で突っぱねられたときに責任取れないんで、エアチャイナには責任は追及しない旨の一筆もらっていいですか?」
木原:「最近は聞かれるんですか、今までそんなことなかったですけど?」
担当:「去年からテロ警戒の関係で厳しくなってるんですよ…」
木原:「ハイ、分かりました」
明らかに傍から見ると異常者な感じの荷物量です。
ちなみに、エアチャイナは自転車の持ち込みに際しての事前連絡は不要。
他の航空会社は基本的に事前連絡が必要なので注意してください(なんでも、保安検査場との連携の関係で大抵の航空会社は事前確認をしているそうです)
それと、数年前まで成田の保安検査場なんて社交辞令的に通しだけだったんですが、最近は世界一まじめに仕事する成田さん、CO2ボンベとサスペンションはメーカー名を確認されます(最近は段ボールの封を解いてまで確認するんですよ!!!)
※CO2ボンベのことを成田の税関は”シリンダー”と呼ぶので、初めての時はマジで意思疎通ができませんでした
注意点として、現状、サスメーカーに関してはFOXとROCKSHOXは年式なども関係なくO.K.、持ち込んだことはありませんがCaneCreekも必要に応じて航空法の基準を満たしている証明書を出してくれるそうです。それ以外のメーカーは自己責任です
多分MarzocchiはFOX傘下になったんでママパパが仕事してれば通る筈です。以前にManitou持ち込んだら弾かれました・・・
あとは、タイヤの空気抜いておけとか、サスの空気圧はいくらまで(意味のある値ではないが)とか会社ごとに違うんで事前に要確認
フライト自体はつつがなく2時間遅れての出発⇒北京での待ち時間が8時間から6時間に縮まっただけの話です
北京の乗り換えは初めてだったんですが、国際線乗り継ぎは全部ターミナルを一旦出ないとダメなんすかね?
結果的に、ジュネーブ到着後の通関は例年通り「UCIのワールドカップ見に来たぜ!」って少し雑談したらスルーパス。
荷物をピックアップし、フランス側の出口で迎えを待って車を受け取りに行く。
フランス側に出るための通路が狭くて一回一回キャリアから降ろさないとバイクが通せないんだけど…